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2026年4月 中国ビザ最新情報:54カ国がビザ免除対象に
本記事は2026年4月9日時点の中国ビザ政策の最新情報を反映しています。中国は2023年末以降、国際的な観光客誘致を目的とした大規模なビザ政策の転換を実施し、ビザ免除対象国を劇的に拡大させてきました。
中国政府は2023年12月から段階的にビザ免除政策を拡大開始しました。初期段階ではフランス、ドイツ、イタリア、オランダ、スペイン、マレーシアなど約30カ国が対象となり、2024年を通じてスイス、アイルランド、ハンガリー、オーストラリア、ニュージーランドなどが加わりました。2024年11月には日本、韓国、北欧諸国、東欧の大半の国々も追加されました。2026年4月時点では、一方的なビザ免除措置を受ける国は36カ国、シンガポール、タイ、アラブ首長国連邦などとの相互合意に基づくビザ免除は18カ国となり、合計54カ国がビザ免除の対象国となっています。ただしビザ政策は頻繁に変更されるため、最新情報は以下の情報をご確認の上、必ず最寄りの中国大使館または中国国家移民管理局の公式発表でご確認ください。
2024年12月には、従来の144時間トランジットビザ免除政策が大幅に拡充されました。対象となる滞在期間が240時間(10日間)に延長され、対応する港も増加しています。この制度はビザ免除対象国の国民が、中国を経由して第三国に向かう場合に利用できます。北京、上海、広州などの主要空港をはじめ、複数の港湾都市が対応しており、中国での滞在が10日以内であれば、観光や短期ビジネスを自由に行うことができます。ただしこの制度を利用するには、第三国への移動チケットと往路の証明書が必要となります。
APEC渡航カード(APEC Business Travel Card)は、ビジネス目的で頻繁に中国を訪問する方にとって極めて有用です。このカードはアジア太平洋経済協力機構(APEC)の加盟国国民を対象とており、複数回の入出国が可能で、3年間の有効期間があります。ビジネス上の往来が多い場合、通常のビザ取得よりも手続きが簡潔で時間短縮になります。
ビザ免除対象外の国籍の方、または長期滞在が必要な場合は、従来の観光ビザ取得が必要です。申請に際してはパスポート(残有効期間6ヶ月以上)、帰国便チケット、宿泊施設の予約確認、経済的能力の証明、場合によっては招待状が必要となります。申請先は最寄りの中国大使館、ビザ申請サービスセンター、または対応する国籍であればオンライン申請が可能な場合もあります。通常、審査期間は4営業日です。シングル、ダブル、マルチプル入国の選択肢があり、滞在期間に応じて選択できます。
中国のビザ政策は今後も変更される可能性があります。出発前に必ず最寄りの中国大使館または中国国家移民管理局の公式ウェブサイトで最新の情報をご確認いただくことをお勧めします。