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キリバス パスポート:世界124カ国へのビザなしアクセス
キリバス共和国のパスポートは、現在のところ世界で約124カ国・地域へのビザなしまたはビザオンアライバル(到着時ビザ)でのアクセスが可能とされており、パスポート・インデックスにおいて中程度の利便性を持つ渡航文書です。これは世界全体で見ると相応の移動の自由度がありますが、渡航先によっては事前の準備が必要になる点に留意する必要があります。
キリバス国民にとって最もアクセスしやすい地域は、太平洋の島嶼国・地域および東南アジア、オーストラリア、ニュージーランドです。一部の太平洋諸国との間には相互の査証免除協定があり、気軽に移動できます。またオーストラリアやニュージーランドへもビザなし、または比較的簡単な手続きで入国できることが多いとされています。
ただし、主要先進国への入国には注意が必要です。アメリカ合衆国、カナダ、日本、オーストラリアなど多くの先進国は事前のビザ申請またはETA(電子渡航認証)が必須です。例えば日本への入国には査証が必要ですし、アメリカはESTAなどの事前認証制度を導入しています。欧州連合域内への渡航についても、ETIAS(ヨーロッパ渡航情報認証制度)の導入予定など、ルール変更が検討されている状況です。
特に注目すべきは中国への入国要件です。現在のところ、キリバス国民が中国へ入国する場合、標準的な観光ビザの取得が必須とされています。ビザなしアクセスは認められていませんので、事前に中国大使館・領事館に申請手続きを進める必要があります。
キリバス国民の皆様へのアドバイスとしては、以下の点をお勧めします。まず、ビザなし入国可能な国でも、パスポートの有効期限(通常は6ヶ月以上)を確認してください。次に、ビザオンアライバルとビザ免除は異なります。到着時ビザが必要な場合、空港での手続きに時間がかかることがあるため、余裕を持ったスケジュール計画が重要です。また、ETA等の電子認証システムを導入している国では、搭乗前のオンライン申請が義務付けられているケースが多いため、出発前のチェックが欠かせません。渡航ルールは政治情勢などにより予告なく変更されることもあるため、最新情報は常に公式な大使館やビザ情報サイトで確認するようお勧めします。