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ヨルダンのパスポート:世界中どこへ行ける?
ヨルダンのパスポートは、世界的には中程度の旅行の自由度を持つ渡航文書です。公開データによると、ヨルダン国民はおよそ60カ国・地域でビザなし、またはビザオンアライバル(到着時ビザ取得)で入国できます。これは世界で数十番目のランキングに相当し、多くの国への渡航は可能ですが、主要先進国の多くへはビザ事前取得が必要になります。
最もアクセスしやすい地域は、中東と北アフリカです。湾岸協力会議加盟国やレバノン、エジプトなど周辺地域へのビザ免除制度が充実しています。また、トルコやマレーシア、タイなどアジアの一部地域でもビザ免除が認められています。アフリカ大陸の多くの国でも同様です。ただし、特定の国との政治的関係によって渡航状況が変わることもあります。
一方、制限が大きい地域があります。欧米先進国のほぼ全て(アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、ほとんどのEU加盟国)ではビザ事前申請が必須です。日本への入学予定がある場合も同様です。シェンゲン圏内の渡航では、統一的なビザルール(シェンゲンビザ)が適用されます。
中国への入国についても、同様にビザ事前取得が必要です。ヨルダン国民は標準的な観光ビザ(L種)の申請手続きを中国大使館・領事館に対して行う必要があります。処理期間は通常4~10営業日程度ですが、時期や現地状況により変動します。
旅行計画時の実用的なアドバイスをいくつか申し上げます。まず、ビザ免除とビザオンアライバルは異なります。前者は事前手続き不要で入国でき、後者は到着後に空港などで取得手続きを行います。後者は手続き時間と多少の費用が生じるため、事前確認をお勧めします。また、近年増えている電子渡航認可システム(eTA)を導入している国では、ネット上で数日前に事前登録が求められる場合があります。
最後に、ビザルールは変更される可能性があります。このデータは現時点での情報ですが、渡航前に必ずヨルダンの外務省やお客様の目的地の領事館ウェブサイトで最新情報をご確認ください。計画的な事前準備が、スムーズな旅行につながります。